2019年迄のイーペンの見所

2020年のイーペン

チェンマイ市からのコムローイ案内になります。
内容が異なる事もありますがオリジナル(タイ語/英語)で確認されたい方はクリック、簡易日本語案内は下になります。
 タイ語簡易案内-1はこちら  、 タイ語簡易案内-2はこちら
 タイ/英/中の3ヶ国語でのプログラムはこちら  、 英語のプログラムはこちら
 注意やご案内はこちら

今年の上記案内と過去経験からの2020年の大まかなスケジュールやご案内になります。
今年は省略されているイベントがあり、パレードもなく山車のみの展示のみ、コムローイもチェンマイ市街での上げは禁止となります。
尚、チェンマイ市主催ではありませんが、パンタオ寺院の儀式(カラフルなコムロイを木に吊り下で僧侶読経)も寺院内の小僧からの情報では中止可能性のようです。
各会場ではマスク着用になります。

 31日 18時頃 開会式 (ターペー門広場)
 31日 日没後 陶器ろうそくのライトアップ (堀内の旧市街や3人の王様像前)
   (※)暗くなると寺院や個人で陶器に入った蝋燭を並べて火が灯されます。
 31日と1日没後 堀周辺装飾ライトアップ
   (※)例年はチャーンプアック門、チェンマイ門、スアンドーク門、旧市街堀)
 31日と1日 19-23時 ミスター&ミス イーペン コンテスト予選 (ターペー門)
 31日 19時と22時 灯籠を続けて流す儀式 (チェンマイ市庁舎前のピン川付近)
 31日と1日 ロイカトン山車展示(旧市街や門、3人王像前など)

イーペンのメイン会場や特定寺院

メイン会場はターペー門、3人の王様像広場、市庁舎周辺の3カ所になり、主に夜に様々なコンテスト、催しやアクティビティが行われます。
会場周辺や関連施設でのアルコールや花火は禁止です。

特定寺院はロークモーリー寺院やスリドンチャイ寺院になります。

スケジュール詳細は日程が近くなると、チェンマイ市から公表されますが、昨年2019年のチェンマイ市庁発表のイーペンスケジュール(英語)になります。

(画像クリックで拡大)

ロイカトンパレード

イーペンの最終日の19時頃からターペー門からチェンマイ市庁舎まで(上マップA→B)山岳民族やタイ衣装をまとった人々や踊り、チェンマイ美人を乗せたクラトン山車が約2キロのパレードを行います。

タイのパレードは最初の方か、大勢の人が居ますが本部がある前がおすすめ。
山車の写真を撮るにはパレードが始まる前の停止して動かない時に取るのもありです。

パレードの日は車両禁止区域が多く、川沿いには屋台などでお祭り雰囲気になります。

ワットパンタオの儀式

 イーペンの情報を探すと一度は目にするこの光景。
 市街の有名儀式でパンタオ寺院(วัดพันเตา)で行われ、
 場所は旧市街のチェディルアン寺院近くになります。

 時間が合えばワンシーンとして見る価値あり!

2019年は21時には既に沢山人がおり、前の方は椅子が準備されている指定席の様です。
時間は年によって違うこともありますのでご参考程度に。
 ・21時頃に僧侶が別室でお祈り
 ・21:20-30頃に僧侶が会場へ入場
 ・仏像への読経、瞑想
 ・22:20-30頃に僧侶が池へ蝋燭を流す
 ・僧侶が一度退出、コムローイを持って3-4組が再入場
 ・僧侶のコムローイ上げ(規制により飛んでいかないように工夫)

市街全域やその他寺院等

日が落ちる頃に個々で小蠟燭に火を灯して飾る光景が街中や寺院で見られたりします。

旧市街の門や角ではライトアップによる飾り付け、堀の池内にはモニュメント、市場では飾りや灯篭が売られていたり、寺院では入口に飾りやトゥン(旗)が建てられたり紙灯篭で飾り付けがされるなど街中では個々でロイカトンを盛り上げて一体感がある祭りになり、街中散策するだけでも楽しめます。

プラトゥーパー(森のアーチ)

ロイカトン時期に、バナナの木、ココナッツの葉、サトウキビ、ガランガルなどを組み合わせ、千日紅やマリーゴールドの花や提灯などで飾り付けをした門になります。

寺院、学校、職場、家などの入口に祀り、製作者の個性により色々な形があり、寺院が多いチェンマイでは街中散策でも見ることができ、コムローイ一斉上げの入口でもみられる会場もあります。

一説にはヴェッサンタラ・ジャータカ(仏陀の前世の逸話集の中の王)を歓迎するためにタイの伝説の森ヒマパンを祀られているともいわれてます。

パーンプラティップ(陶器の蝋燭)

 陶器製の器に入った安定感のある蝋燭。
 寺院内で並べたり、街中でも塀や通路に置いたり、
 特定の形を作ったり、祭壇の上に並べたり、
 水面に浮かべたりと夜のロイカトンの風物詩!

 パンタオの儀式で僧侶の周りにある灯になります。

灯篭流し

ローイ(浮かぶ/飛ぶ)+ クラトン(バナナの幹を土台に葉や花で蓮型で飾りロウソクと線香を立てた灯篭)を川に流し、川の女神“プラ・メー・コンカー”へ感謝の気持ちを捧げます。
チェンマイでは市街の東に位置するピン川に流すのが一般的になり、幾つかの仮設流し場が設置されます。
流し場の近くには露店で様々な灯篭も数十バーツ~売られており、お好みをその場で選んで流すこともできます。
パンやお菓子から作られた灯篭は、川の汚染につながる恐れがあり控えが推奨されてます。

ピン川沿いのホテルやレストラン

幾つかのホテルでは独自にイベントをしたり、川沿いのレストランでは流れていく灯篭を見ながら食事ができる所もあります。人気店では予約が必要になります。

宿泊エリアは?

便利な宿泊エリアはどこがいい?
チェンマイにはゲストハウスから高級ホテルまで市街にも多数が点在します。
川沿いや人気ホテルは早めになくなりますので、事前の予約がおすすめです。

エリアで選ぶ

  • ナイトバザール付近
    ピン川に近く、会場の一つのターペー門へも徒歩圏内。
    夜間でも大通りを移動すれば人通りも多く安心感がある。
    ただ、交通規制時や31日の一斉上げイベントから戻る21時半~23時頃は車渋滞可能性あり。

  • ターペー門付近
    旧市街にもピン川にも徒歩圏内で中間の拠点とするには最適。
    パレードの起点であり、11月1日はサンデーマーケットにも便利。
    路地(ソイ)に入ると狭くて薄暗い道もあり。

  • 旧市街
    ゲストハウス~4つ星のホテルまで、民家や北タイ風ブティックやホテルタイプなど新旧の様々な宿泊施設が存在します。
    寺院が多く、新旧の住居が混在にも関わらず高い建物がなく、散策だけでもイーペン雰囲気を楽しめます。
    路地(ソイ)は曲がったり狭くて薄暗い道もあり迷いやすく、大通りを基本に移動が明確です。
    ナイトバザールとターペー門の間付近では、個人のゲストハウス、ゲストハウスよりは上の個性あるブティック系、低層ホテルなどが路地内に多数あります。

  • ニマンヘンミン通り
    お洒落なカフェや雑貨店が集まる通りとして有名。
    北側入口のRIMCOME交差点は信号のサイクル時間が長く渋滞ポイントになります。
    ロイカトンの会場エリアは異なりますが、チェンマイへの訪問者が増えることで人も車両も多くなります。
    一斉上げのドイサケット会場への送迎は例年はこのエリアとなります。

一斉上げの集合場所に近い宿泊を選ぶ

一斉上げの為に1泊だけはこの選択もあり(各会場により異なり上地図車マーク)。 メーリムは上の方のメルキュールホテル付近 ドイサケットは予定で左の方のニマンヘンミンソイ6付近 CADは予定で左上のMAYA SHOPPING付近と右下のアートインパラダイス付近。

観光に便利なエリアはどこ?

どこへの観光かにより、その場所への移動手段や方法次第になります。
郊外の観光であれば、車両での移動になり、宿前で流しを各自探すなら捕まえやすいエリアかどうかになり、予め予約をしておくなら場所は重要ではなくなります。

徒歩移動であれば、ロイカトンは主に夜のお祭りになりますので、日中にどこへ行かれたいか、自由散策であればレンタル自転車が50バーツから借りることができ、移動時間や範囲も有効に使うことができます。