タイ語では【หนองบัวพระเจ้าหลวง】で「ルワン王の蓮の池公園」を意味します。
チェンマイから北東に車で約40分のドイサケット地区にある約16万平米の広大な池公園。
地元民の農業用水貯水池や憩いの場として親しまれている場所で、屋台や祭りゲーム、舞台でのショー、コムローイを上げたり灯篭流しなどで昔ながらのロイカトンを楽しめるローカル感あふれる郊外のイーペン祭りの会場のひとつ。
ビールも販売しており、屋台でつまみを買って、ショーを見ながら休憩の場所も少しあり。
2022年情報
開催期間:2022年11月8日~13日
名称:コムランナー プーチャ パーンプラティープ(โคมล้านนาปูจาผางประทีป)
コムローイを上げることができるのは11月8‐9日の2日間のみで1日3000個限定。
2022年は上げる場所の指定及びコムローイの持ち込み禁止になります。
チケットや入場料はなく、会場内で販売のコムローイを購入して個々で上げ体験。
期間中は歌手などが日替わりで訪れるようですが、ロイカトンを楽しむのは
8‐9日の2日間のみになります。
場所と行き方
ノーンブア チャオ ルアンの場所はこちら
チェンマイ市街からの移動経路はこの文をクリックで詳細表示
チェンマイ市街から東北にあるドイサケット/チェンライ方面の118号線へ →
右手のドイサケット寺院(丘の上の寺)を目指して右折して1007号線へ →
信号を超えて、寺院に敷地に入る手前の運河沿いの道を左折 →
その後、看板や交通整理係りに従いこの付近(地図上ではtree bar)を右折 →
係員誘導 → 駐車場へ
経路② 渋滞状況によってはこちらの方が早い場合あり
チェンマイ市街から東北にあるドイサケット/チェンライ方面の118号線へ →
ドイサケット市街(丘の上の寺)を右手に通過してさらに118号線直進 →
3044号線へ右折(左折はメーガットダム行き)→
その後、看板や交通整理係りに従い右折 →
係員誘導 → 駐車場へ
見所
水上に煌めく約2000個以上の灯火
池周囲を歩く事ができて色々な角度からの光景が楽しめます。
上手く撮れていませんが、湖面に反射する光や規則的なコントラストは実際に見ると絶景です。
コムローイは上がる『動』の綺麗さに対し、水面の火が揺らめく『静』の綺麗さがあります。
北タイでは経験上から予定や事前発表の数は当てにならず、灯火数は会場で実際を概算で数えました。






灯籠流し
屋台で20~50バーツ程で売られており好みの灯籠を探して池に流せます。
川と違い水位調整ができる池である為か、水位との高低差が少なく子連れ家族も流し体験できます。


コムローイ/コムファイ(ランタン)上げ
2022年では規制に伴い会場内でコムローイ1つ50バーツ程度で売られてます。
制限により持ち込みは禁止となりますが、細かいチェックはされていないようです。
ただ、街中でも同大きさは40バーツ以上はしますので、現地購入の方が簡単になります。
コムローイの大きめの購入場所は2カ所、その他小規模で個人で販売も数カ所あります。
個人で上げることで、同時に上がるのが見えるのは多くて数十程度となり、一度に千個以上のコムローイ一斉上げを目的としたイベント会場の光景には到底感動には及びません。
回数制限はなく自分のペースで何回でも上げる事ができます。
もし、背景に水上で煌めく灯火をもとらえる事ができれば、幻想的な映え写真が撮れるかも。
また、個々上げのローカルならではの仕掛けとして、コムローイ輪くぐりが盛り上がってました。
数メートル上空に設置された輪に狙いを定めて放ちますが、輪が回転してなかなか通過できません。
輪に近づくとどよめきが沸き、輪の淵に引っかかると『はいれ はいれ(タイ語)』の実況コールがあり、見事に通過すると歓声と拍手喝采。
同場所で50バーツで購入したコムローイが輪っかをくぐると100バーツの報奨金がもらえます。
ただ、コムローイ目的で遠方のタイチェンマイまで訪れるのであれば、割高にはなりますが2-3年以上&3000席以上の実績があるコムローイ一斉上げ目的のイベント会場がおすすめになり、コムローイに対する思い出に残る光景は全く異なります。






灯籠トンネルと提灯街道の水上遊歩道
池の中にある島へは、正面の掛け灯篭のイルミネーショントンネルと通って行くことが出来ます。
カラフルな掛け電飾灯籠が道しるべとなる水上遊歩道は5-10分程度と気軽に散策できます。
明るい時であれば蓮の花を見ることもできます。(2020年はありで2022年はなし)





ステージと周辺屋台
ステージではタイ舞踊やタイ楽器の演奏などの催し、その周辺には祭り屋台があり灯籠売り、コムローイ売り、屋台タイ料理、子供遊戯、放流タンブン(生き物を放流して徳を積む)などがローカルなタイの祭り雰囲気を醸しだしてます。




