2023年 イーペン祭り
参考用 イーペン祭り 2022年 無料場所
イーペンとは、チェンマイのロイカトンの事になります。
ロイカトンの風習の一つであるコムローイ一斉上げイベントは有名ですが、
地元の人も気楽に楽しむことができるロイカトンの伝統や会場もあります。
当ページの画像は開催されなかったパンタオ寺院を除いて全て2022年の実際の様子になります。
チェンマイ市街のイーペン祭り
2022年の開催期間と市主催のスケジュールと注意
11月7~9日の3日間。
←2022年イーペン祭りスケジュール(英語)は画像クリックで拡大
〇主なスケジュール
- 11月5~13日 イーペン祭りの装飾5つの旧市街門。3つの橋、4つの角、市庁舎前など
夜間はライトアップされるかも - 11月7日 18時 イーペン祭り開会式 ターペー門
- 11月7,8日 19時 ミスイーペンコンテスト ターペー門 2日間で予選と本選
- 11月7~9日 18時 蝋燭火や光を灯す行事(ต๋ามผางปะตี๊ดส่องฟ้าฮักษาเมือง) 三王記念像
7日はターペー門の開会式よりもこちらの方が見ごたえがあり
7日の日没後には旧市街の4角城壁の内側に陶器蝋燭が設置灯火され、荒廃的な城壁と灯が
ノスタルジックな世界へのいざないます。
8~9日でもロイカトン装飾や体験が楽しめる場所 - 11月9日 19時~ ロイカトン大パレード ターペー門~市庁舎
〇航空法及びチェンマイ市からの注意
- チェンマイ市内全域でのコムローイなどの空に上げるものの禁止
- 会場付近でのアルコール飲食の禁止
- 爆竹などの禁止
市街の装飾
チェンマイ市が主催となりイーペンを盛り上げる様々な確認でき次第公開予定
例年では旧市街の門や堀、市街の橋などでのロイカトン装飾、
ターペー門、三王記念像での装飾や各種イベント、ピン川付近での灯籠流しや歩行者天国の屋台など
昨年2021年のイーペン祭りの様子はこちら
- ターペー門
イーペン祭りのメイン会場の一つとなる場所。
毎年、一番大規模な装飾がありステージではミスコンテストやイベントが開催される。
- メーカー運河(タイ語:คลองแม่ข่า、場所はこちら)
夜間には運河沿いが光の道になり、多くの人が訪れて仮設の売場や軽食なども楽しめます。
2022年に初めて設置された会場の一つ。
- 三王記念像(場所はこちら)
北部タイを築きチェンマイの基礎となる街を創設した三王を祀った彫像になります。
イーペン祭りの開始に重要な役割となる灯火を三人の王に捧げて祝う儀式が行われ、ターペー門からの灯火を千人以上のパレードにて三王記念像広場にイーペンの灯火を
一つづつ納めて蝋燭の灯で溢れます。読経や儀式の後は、タイ衣装を身をまとった500名の女性が伝統のロウソクの踊りで
艶やかにイーペンの開会の儀式を祝います。この儀式はロイカトンの開始日で2022年では11月7日のみになります。2022年では小さな陶器に蠟を流し込む体験やコムローイの絵に色付けした紙を投影して
コムローイがふわふわと揺らぐことを楽しむような設備があるようです。
- 旧市街の城壁への灯火
年に一度のロイカトン開始日のしか見られない光景で2022年は11月7日
昔はこのようなイーペン祭りが行われていたかと思わせる光景で、
同日時では他にもイベントをしている所が多くあり穴場のスポット。
- 市庁舎前のピン川対岸(場所はこちら付近)
11月7ー9日の20時か20時半頃に水上のステージで光と舞踊などのショーが行われる。
見るのは対岸の市庁舎がある方からになります。
- クアレック橋(タイ語名:ขัวเหล็ก、場所はこちら)
- チェンマイ門(場所はこちら)
- スアンドーク門(場所はこちら)とチャンプアック門(場所はこちら)
- セーンプン門(場所はこちら)
- 屋台エリア
ピン川東岸:クアレック橋~ナワラット橋を少し超えた付近
ピン川西岸:ナワラット橋の少し北付近~ナコンピン橋手前辺りまで
9日の西側はパレードの通り道となることから、車両通行禁止で多くの人でにぎわいます。
- 灯籠流し場
市庁舎前付近、橋下付近などでいくつかの流し場があります。
流し場付近には灯籠を売っている出店が沢山あり、20バーツ~豪華な200バーツ以上の物もあり、
その場でお好みの灯籠を買ってその場で流すのがイーペン風です。
- ナワラット橋(場所はこちら)と近くT字路(場所はこちら)
ロイカトンパレード
2020‐2021年は自粛していたパレードを2022年は3年ぶりに催行。
11月9日19時頃から山車十数台と参列者が参加で、遅くまで行われており2022年の最終終了は23時半前頃。
2022年の山車パレードグランプリはメージョー大学。
- パレード経路
ターペー門付近から~ターペー通りを東方面へ
↓
ピン川手前左折→プライサニー通りを北方面へ
↓
チェンマイ特別市庁舎前
- 山車のみを撮る場合はパレード前の山車が待機時間場所では近くでも撮影できる
(※)待機場所はターペー門付近から南方面~旧市街南東角を東~チェンマイ門付近
(※)パレード中に近づくと行進妨げになったり、他の観客にも迷惑になりやすい - 道沿いの店では人壁ができて見えなくなり2階席がある店がおすすめ
- 審査場は市庁舎前付近の可能性がありパフォーマンスの見所になるが人は一番多い
- パレードに参列する北タイ衣装などの人は後半では元気がないときがある
- パレード後は山車が展示されるが人が多いので山車のみの写真は撮り難い
- 長い時間パレードになるので、多くを見るには進行方向と逆に進む方法もあり
パンタオ寺院の儀式
2022年開催予定なし(9月下旬頃確認)
下記は最後に開催された2019年の様子になります
旧市街やピン川付近の寺院のイーペン装飾
年により意外な寺院で綺麗な装飾が見れるときもあり、旧市街ぶらぶら散策も楽しい。
- チェディルアン寺院(タイ語名:วัดเจดีย์หลวง วรวิหาร เชียงใหม่、場所はこちら)
現在は情報が簡単に入手でき、事前に予想ができる時代の中で感嘆の声が聞こえた程の穴場。
年に一度の特定の時間でのみ体験できるチェンマイ一巨大な仏塔をスクリーンにしたアートの世界。
今後は知名度が上がり多くの人が訪れそうな予感です。
2022年は11月7日になります。
- サーイ厶ーンムアン寺院(タイ語名:วัดทรายมูลเมือง、場所はこちら)
旧市街内の南東にある寺院で他の2倍くらいの陶器蝋燭が奉納できる。
灯火時間が長く、7ー9日では寺院内が多数の蝋燭のきらめきに包まれるかも。 - ロークモリー寺院(タイ語名:วัดโลกโมฬี、場所はこちら)
通常時であればイーペン関連の古風な儀式が行われる寺院だが、事前に告知がないために儀式に立ち会えると運が良い。
- インタキンサムドゥアン寺院(タイ語名:วัดอินทขีลสะดือเมือง、場所はこちら)
- ムーントゥーム寺院(タイ語名:วัดหมื่นตูม、場所はこちら)
11月7ー9日の19時半以降で小さい寺院内で多数の陶器蝋燭が灯される
少し大きめの陶器蝋燭が10バーツで奉納できて、参加人数が多い程に灯火も多くなる
昨年2021年の様子はこちらの20番目にあり - ファーハーム寺院の川沿い(タイ語名:วัดฟ้าฮ่าม、場所はこちら)
普段はボート乗り場やカヤックの貸し出しをしている寺院。バナナの幹と蝋燭だけで作られた簡素で続けて流すことを目的とした灯籠で
クラトン(=灯籠)サーイ(=線や糸のような意味)と呼ばれるロイカトンの伝統の一つです。明るいところでの見た目はいまいちですが、火を灯して流し続けると川に光の糸が流れ、
写真では伝わり難いですが、幻想的な光景になります。
飾り付けられた灯籠は1つ20~50バーツ位ですが、この寺院では1箱(14~17個入り)が40バーツで
お布施ができる上にお得に何度も流すことができます。 - チャイモンコン寺院(タイ語名:วัดชัยมงคล、場所はこちら)
遊覧船乗り場で灯籠流しのポイントのひとつで、橋や市庁舎付近の喧騒がなく落ち着いて流せる。
駐車場もあり車で入場できる地元の人が訪れる場所。
ノーンブアプラチャオルアン公園のイーペン祭り
名称:コムランナー プーチャ パーンプラティープ 祭り(เทศกาลโคมล้านนาปูจาผางประทีป)
場所:ドイサケット郡のノーンブアプラチャオルアン公園はこちら
場所 タイ語名:หนองบัวพระเจ้าหลวง
特徴:地元人が訪れ個々でコムローイも上げれるローカルなロイカトン会場
コムローイを上げることができるのは11月8‐9日の2日間のみで数量限定。
2022年は上げる場所の指定及びコムローイの持ち込み禁止になります。
一斉上げ目的のイベントではないので、チケットや入場料はなく、
個々で安価にコムローイを上げ体験や、灯篭流しを楽しむ会場になり、
画像などでよく見るようなコムローイが多数上がるようなの光景は
見れない可能性が高くなります。
上げることができるコムローイ数は、事前確認では1日に付き3000個で暗くなり始める頃から
会場内で販売している物のみを購入して指定の場所で上げることになるそうです。
公式サイトには20時以降との記載がありましたが、
実際には19時頃には既に上げれおり、20時半頃には行政の販売所のコムローイは売り切れてました。
販売所は他にも大きめの所が1ヶ所、寄付で受取りが1ヶ所、屋台で少し売っている所もありました。
持ち込みチェックなどもありませんでしたが、現地では1つ50バーツで購入できますので、
持ち込むよりも現地調達の方が簡単になります。
湖面に浮かぶ灯火も北部タイでは見られないオリジナルの光景になります。
期間中は歌手などが日替わりで訪れるようですが、ロイカトンを楽しむのは
8‐9日の2日間のみになります。
2022年は前回の2020年に比べて西洋人の割合が増え、周辺アジア国の言語も聞こえるなど、
地元の人以外にも外国人が訪れる観光地に変化しつつある。
ノーンブアプラチャオルアン公園の様子はこちら
チェンマイ県主催のイーペン祭り
名称:แสงศิลป์ถิ่นล้านนา(タイ語読み:セーンシン ティン ランナー)
場所:チャルームプラキアット公園はこちら
場所 タイ語名:สวนเฉลิมพระเกียรติเชียงใหม่
特徴:タイや韓国の文化や舞踊のショー、灯籠や蝋燭や提灯作り体験、灯籠流しなどの会場
掛け灯籠の街 ランプーン
チェンマイの隣県となるランプーンへは車で30‐40分の距離になります。
ライチの産地として毎年祭りが行われ、ライチ入り麺類やライチソフトクリームがある街。
ロイカトン時では掛け灯籠の街として有名です。
見どころは市街中心部の2カ所になりますが、旧市街の街中でも風情が楽しめます。
ハリプンチャイ寺院
ランプーンを代表するハリプンチャイ寺院。
寺院全体に8色色彩豊かな灯籠が至る所に綺麗掛けられており、その数は一万個以上ともいわれます。
タイでは徳を積むことで来世では幸福な人生を送れると信じられており、タイで縁起の良い数字の
9にかけて99バーツの寄付で掛け灯籠に願いを書いてを掛けることができます。
昼もそこそこきれいですが、ライトアップされた夜の方が鮮やかに見えます。
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チャーマテーウィ女王碑
グーグルマップの場所はこちら
女神に捧げる掛け灯籠が59バーツで販売されています。
素朴なハリプンチャイ寺院に比べて、干支の蛍光飾りや、木や敷地内の装飾に工夫があります。
会場前の道路は夜間には市場や露店でにぎわいます。